山口県周南市よりご来店のオーナー様。新車のBMW、X7のコーティング施工のご依頼です。
鉄粉除去→洗車→粘土タオル→溶剤にて付着物除去→セラミック水にて洗浄しました。
コーティング前の下地処理
コーティング前の下地処理は非常に重要です。適切な下地処理は、コーティングの密着性と耐久性を向上させ、本来の性能を発揮します。これには、表面の洗浄、汚れや油分の除去、微細な傷の修復、塗装面の平坦化などが含まれます。不適切な下地処理は、コーティングの効果を損ない、長期的な保護を提供できなくなります。プロの下地処理がコーティングの成功に欠かせず、車両の外観と保護に重要な役割を果たします。
スプレーコーティング施工
スプレー式のコーティングにより、均一な塗布を可能とします。スプレー技術により、微細な粒子のコーティング剤が均等に車の表面に分散され、均一な保護層を形成します。このプロセスにより、手作業では難しい均一性を提供し、コーティング剤が表面に均等に密着するため、耐久性と美観が向上します。また、スプレー式コーティングは細かいディテールや複雑な形状にも適しており、車の全体に一貫した仕上がりを提供します。
1層、2層は2種類のコーティング剤をスプレー施工しました。
ホイールは専用のコーティング剤をスプレー施工しました。
トップコートは親水仕様で、ダブルアクションで施工しました。
今回使用したコーティング溶剤
近赤外線ヒーターによるコーティング硬化
近赤外線ヒーターによるコーティングの硬化は、コーティングの品質と耐久性を向上させるために不可欠です。近赤外線でコーティングを均一に加熱し、分子の結合を促進します。これにより、コーティングは硬化し、耐摩耗性や耐候性が向上し、長期間にわたって効果的な保護を提供します。硬化は均一性を保ち、コーティングの特性を最大限に引き出すことが可能となります。
完成