
担当者/著者情報: 岩政 達之(いわまさ たつゆき)
役職:
コーティング施工技術者
カーコーティング施工を担当しています。
車に携わる仕事一筋で、今年で31年になります!お客様の愛車をより美しく、長く輝かせるお手伝いができれば嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
カーショップからのご紹介でご来店の山口県下松市のI様。新車のコペンのコーティング施工のご依頼ありがとうございます。
DAIHATSU コペンの紹介
ダイハツ・コペンは、軽自動車規格のオープンスポーツカーとして高い人気を誇るモデルです。2002年に初代が登場し、その愛らしいデザインと本格的な走りで多くのファンを獲得しました。現行モデルは2014年に発売され、ダイハツ独自の「D-Frame」と呼ばれる骨格構造を採用。外板パネルを交換できる「Dress-Formation」システムにより、ユーザーの好みに応じて外観を自由に着せ替えできる点も大きな魅力です。
搭載されるエンジンは660ccターボで、軽自動車ならではの軽快な加速感と高い燃費性能を両立。さらに電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」により、ボタンひとつで気軽にオープンエアドライブが楽しめます。小さなボディながらも安定したハンドリングを実現し、街乗りからワインディングロードまで爽快な走行体験を提供してくれます。デザイン、走り、楽しさをコンパクトに凝縮したコペンは、日常を彩る“乗る喜び”を体感できる一台です。
コペンにGguardガラスコーティング5層(親水)を施工するメリットと効果
ダイハツ・コペンに「Gガードガラスコーティング5層(親水)」を施工することで、ボディを長期間美しく保つことが可能になります。5層構造のガラス被膜は塗装面に強固な保護膜を形成し、紫外線や酸性雨、鳥のフン、花粉などの外的ダメージから塗装を守ります。特に親水性タイプは水滴が球状にならず、シート状に流れ落ちるため、ウォータースポットの発生を大幅に抑えられる点が大きなメリットです。
また、施工後は日常の洗車が格段に楽になり、汚れが固着しにくいため軽い水洗いだけでツヤを取り戻せます。コペンの特徴である流麗なボディラインとオープンカーならではの存在感を、長く新車同様の輝きで楽しめるのも魅力のひとつです。さらに、5層コートなら耐久性にも優れ、数年間にわたり光沢と保護効果が持続。愛車を大切に乗り続けたいオーナーにとって、コスト以上の満足感を得られる施工といえるでしょう。
鉄粉除去→洗車→粘土タオル→溶剤にて付着物除去→セラミック水にて洗浄




磨き
ツヤと光沢を引き出す
車の表面に付着した汚れや傷が残っていると、コーティングの効果が半減し、期待する光沢が得られません。下地処理で塗装面を磨き、ツヤを出すことで、コーティング後の仕上がりが一層美しくなります。
カーコーティングの下地作業は、施工の仕上がりや効果を大きく左右する重要な工程です。
Gguardガラスコーティング1層・2層吹き付けコーティング施工


素地部コーティング吹き付け施工



ガラスコーティングをスプレーガンで吹き付け施工するメリットと効果
スプレーガンによるガラスコーティング施工は、手塗りに比べて均一でムラのない仕上がりを実現できるのが最大のメリットです。微細な霧状のコーティング剤をボディ全体に均等に吹き付けることで、塗りムラや厚みの偏りを防ぎ、安定した保護膜を形成します。
また、スプレーガン施工は細部までコーティングできるのも大きな利点です。ドアの隙間やエンブレム周り、複雑な形状のパーツにも均一に塗布でき、ボディ全体をしっかり保護します。さらに、コーティングの定着が良くなるため、耐久性や撥水性の向上につながります。
スプレーガン施工により、深みのある光沢と滑らかな仕上がりが得られ、愛車の美しさが際立ちます。加えて、コーティングの効果が長持ちするため、洗車の手間を軽減し、塗装面の劣化を防ぐことが可能です。高品質な仕上がりを求める方に最適な施工方法と言えるでしょう。
トップコート(親水)ダブルアクション施工動画


近赤外線ヒーターで最終乾燥




近赤外線ヒーターによるコーティングの硬化は、コーティングの品質と耐久性を向上させるために不可欠です。近赤外線でコーティングを均一に加熱し、分子の結合を促進します。これにより、コーティングは硬化し、耐摩耗性や耐候性が向上し、長期間にわたって効果的な保護を提供します。硬化は均一性を保ち、コーティングの特性を最大限に引き出すことが可能となります。
完成


